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【上地依理子のマレーシア日記】休みに優しい!マレーシアの大学で重要なプレゼンテーションを休んでしまった時のお話
- 2020/3/11
- 上地依理子のマレーシア日記
- マレーシアの学校, 上地依理子, 大学生, 留学
現役在マレーシア日本人大学生によるコラム「上地依理子のマレーシア日記」。2回目はマレーシアの大学の病欠についてまとめます!
こんにちは、上地依理子です。今回はマレーシアの大学の病欠事情についてお話していきたいと思います
“体調管理も実力のうち”な考えは全くない
日本では未だに、体調管理は自己管理の一つ。という考えが浸透している風習があると思います。しかし、ここマレーシアではそんな考えをしている人は少ないかもしれません。
体調が一番大切、体調を崩したら休息が大切。体調を崩しても決して責めることなく、心配してくれる環境がマレーシアにはあります。
授業も病院の「sick certificate」を提出すれば病欠扱いになる
マレーシアの大学では出席が非常に重要です。特に”international students”と呼ばれるマレーシア国外からマレーシアの大学に在学している生徒は、ビザを延長するために毎年80%以上の出席を保たなくてはいけません。そのため、一回の欠席でも大きな意味を持ってきます。
病気で欠席する場合かつ病院で診断してもらった場合、”absence request”と呼ばれる欠席申請を行えば病欠扱いされます。またこの欠席申請を行なった場合はこの授業の欠席は出席率にはカウントされなくなります。
経験談:大事なプレゼンを休んでしまった場合
私は先週、大事なプレゼンテーションがありました。そのプレゼンテーションは成績に関わるものでしたが、プレゼンの二日前に発熱。最終準備も出来ず上昇していく体温。私は大切なプレゼンを熱で見逃す事態に直面しました。
回復後、教授に会いにいきプレゼンのことを尋ねました。
日本社会的に考えると病気で大切なことを休む=セカンドチャンスは与えられない。
そう思っていた私は教授の一言で救われました。
「あなたの健康が一番大切。プレゼンのことは気にしないで頂戴。元気になればプレゼンしてね。それまでしっかり休んで。」
私はインフルエンザでもなければ大きな病気でもなくただの風邪でした。ただの風邪でも出席日数やプレゼンに響きます。不安だった私は、教授の言葉に救われました。
まとめ:マレーシアは病欠に優しい社会
マレーシアは病欠に優しい社会です。
インフルエンザでもないただの風邪でも優しくケアしてくれます。
大学生の皆さん、病気になったら焦らずに欠席申請を行いましょう。
Youtube: Nama Saya ERIKO