【チャイニーズ・ニューイヤー】爆竹禁止のマレーシア!だけど爆竹で祝う旧正月!ってどういうこと?

Chinese New Year

マレーシアでは爆竹、花火の使用は禁止です。日本のように手軽に花火を手に入れることはできません。それなのに、旧正月の時期になると爆竹の嵐!!これってどういうことでしょう?

チャイニーズニューイヤーを目前に、賑わうマレーシア。旧正月のお祝いとともに盛大に鳴り響く爆竹の音が毎年恒例の行事。しかし、マレーシアで爆竹の販売と使用は禁止されているんです。マレーシアの爆竹、花火のことを調べてみました。

1.爆竹使用は祭の期間中だけ

マレーシアにおける爆竹使用の原則は「爆竹は地域社会に利益をもたらす宗教的または歓迎的な祭りの期間中のみ点灯できる」というものです。通常、爆竹の使用、販売は禁止されています。

そのため、違法爆竹の輸入や大量所持は逮捕につながります。先週は、コタ・ティンギの民家で爆竹と花火を所持していた、35歳の男性が逮捕されました。これは、旧正月にあわせて一般に販売するためのものでした。

マレーシアで爆発物を所持すると、「爆発物法第8条」に基づいて罰せられます。

2.一般的な販売は禁止

爆竹、花火はガイドラインに基づいて承認された業者のみが販売できるため、こうしたアイテムの公然の販売禁止されています。ですので、日本のようにホームセンターやスーパー、コンビニで手軽に花火を手に入れることはできないんですね。

3.政府認可の爆竹「Happy Boom」と「Pop Pop」

では、すべての花火爆竹が違法なのでしょうか、そんなことはありません。ちゃんと認可さているブランドがあるんです。それが「ハッピー・ブーム」と「ポップ・ポップ」の2ブランド。さらにこのブランドからは、認可済みの46種類の花火が販売されています。(政府の発表では45種類、警察の発表では44種類、46種類と表記されているのでだいたいそのくらい。)

現在販売されている商品自体は89種類ありますが、その中で認可されているものは46種類だけです。

販売価格は、RM24からRM250まで。公式に爆竹と花火を販売する店舗には、警察から発行された証明書が提示されていて、花火を購入すると、顧客にも公式領収書が発行されます。花火を購入した際は、領収書は必ず手元に置きましょう。

4.爆竹の使用条件

では、実際にどういう条件で使用が可能なのでしょう。チャイニーズ・ニュー・イヤー中に使用できる爆竹は、8フィート(243.84cm)以下の赤い爆竹です。

8フィートを超える爆竹を使用したい場合は、警察に許可を申請する必要があります。条件を満たしている限り許可が取れるようです。

5.まとめ

  • 爆竹の使用は祭の期間のみ。期間外で使用すると「1957年爆発物法」の対象となる。
  • 公認店舗で販売されている爆竹、花火は「ハッピー・ブーム」と「ポップ・ポップ」の2ブランド。89種類の爆竹が販売されているが、公認されているのはそのうちの46種類のみ。
  • 爆竹、花火は必ず警察の許可書のある店舗で購入すること。オンラインでの購入は禁止されている。
  • 爆竹、花火の使用で1月以内の収監または、RM100の罰金を科せられる可能性がある。(1955年、軽犯罪法のセクション3)
  • 36種類の「ハッピーブーム」花火は一般に販売されている。「ハッピーブームレッドクラッカー」、「ハッピーブームセレブレーション」、「ハッピーブームシュートケーキ」などの9種類は条件付き。
  • 爆竹の使用は8フィート以下。8フィートを超える場合は警察に申請を。真夜中の爆竹は禁止。

いかがでしたか?旧正月中のマレーシアを訪れたり、マレーシアに住み始めると激しい爆竹で一見無法地帯に思えますが、実は厳しい規制の元、安全に使用されているんですよ。

それでは、マレーシアで楽しいチャイニーズ・ニュー・イヤーをお過ごしください!

かりわめぐみ

かりわめぐみ運営

投稿者プロフィール

マレーシア生活 2年目。カメラマン、エディター、イラストレーター、ライターをこなす、なんでも屋。得意なジャンルは、旅客機、アメ車、ゲームFPSとPVP、海外映画、ポストモダン建築、東南アジア史、レコーディング、ハンドドリップ、ハウスキーピング、ボディセラピーなど。

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