マレー半島の北東、南シナ海に面するトレンガヌ州で絶対に外せないディープな観光スポットをご紹介します。
1.ビーチ・キッチン「アップタウン・コンテナ・Dapo Pata」
クアラ・トレンガヌ空港から車で8分の場所にある「アップタウン・コンテナ・ダポパタ」は、静かなビーチ・キッチン(Dapur Pantai)。
飛行機に乗る直前や、トレンガヌ到着後に食事をする場所として最適で、腹ごしらえしたり、旅の空き時間に利用するのにも最適な場所です。
この場所は地元の若者たちに人気のスポットです。トレンガヌ州の休日である金曜日と土曜日の夜には多くの人々で賑わっています。
コンテナのレストランではタイ料理、バーベキュー、ケーキなどの食事、雑貨屋、服の販売、生演奏があります。ペイントアートで写真を撮ったり、家族で海を眺めたりと楽しみ方満載です。
「ダポパタ(Dapo Pata)」は、地元の言葉でビーチ・キッチンを意味する「Dapur Pantai」の略語です。営業時間は毎日午後5時から午前1時まで。
UPTOWN KONTENA 地図
https://www.facebook.com/UptownKontena/
所在地:Tok Jembal, Gong Badak Kampong Terengan, Terengganu, Malaysia
2.フォトジェニックな集落「Jamb bonkok」
普通の観光地では物足りない方、クアラルンプールから車でトレンガヌへ行く方にオススメのスポット「ジャンブ・ボンコック・ヴィレッジ(Jambu Bongkok Village)」。
クアラ・トレンガヌ空港からは車で海岸沿いに南へ59.2 km、約1時間の場所にあります。市街地からは車で51.3 km、50分ほど。マラン地区のジャンブ・ボンコック海岸(Pantai Jambu Bongkok)沿いにある集落で、インスタ映えスポットとして人気を集めているです。
この村は、手つかずの観光地で、長閑でリアルなトレンガヌが体験できます。美しい景観のため、多くの映画やドラマの撮影に使われていて、地元観光客が多く訪れています。外国人観光客にはまだまだ知られていないため、新しい発見ができるかも。
この村は漁村なので、時間のある方は漁師さんの仕事を眺めたり、長閑な村の中を散策してみてください。
Pantai Jambu Bongkok 地図
所在地:Unnamed Road, Kampung Jambu Bongkok, 21610 Marang, Terengganu
https://www.facebook.com/pages/
3.17世紀トレンガヌ宮殿を再現した「テラプリ・ヘリテージ・ヴィレッジ」
普通のホテルじゃ物足りない!という方にオススメしたい「テラプリ・ヘリテージ・ヴィレッジ」。
テラプリ・ヘリテージ・ヴィレッジは、17世紀のトレンガヌ宮殿を再現した宿泊施設です。オーナーのアレックスさんが、各地に現存する歴史的価値のあるマレー建築を18年かけて集結させました。
建物はチェンガルという東南アジアの木材を使用し、釘を使わない組木作りとなっています。100年の耐性があるチェンガル木材で作られた母屋は築100年から250年のものまであるそう。
建物には出身の村や土地の名前があり、それぞれのストーリーが垣間見えます。どこから移転してきた建物なのか、母屋のアイテムで想像してみるのも面白いです。
29棟の建築があり、そのうち20棟が宿泊施設として使用されています。テラプリのスタッフは全員周辺の村から雇用されているため、本格的なマレー様式の食事や生活を体験できます。夜は満点の星空と美しいホタルを眺めて歴史に没頭してみてはいかがでしょう。
(トレンガヌは、マレー初期時代の、2世紀から16世紀頃まで、タイの南部と共に「ランカスカ王国」の一部でした。そして、マレー半島北の一部を支配していたカンボジアの「扶南国」と密接に関係しているため、トレンガヌの古典的な家はカンボジアとタイの家に似ています。)
ランカスカ王国の遺産について知りたい方は「テラダラ・ミュージアム・カフェ」もおススメスポットです。
TERRAPURI HERITAGE VILLAGE 地図
サイト:http://www.terrapuri.com/home.htm
所在地:Kampung Mangkuk Penarik, 22120 Kampong Mangkok, Terengganu
電話:09-624 5020
いかがでしたか?トレンガヌ州には、まだまだ日本人の知らないディープスポットがたくさんあります。観光ガイドには乗っていない、特別な旅の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。